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安全なインプラント手術のために

インプラント埋入手術を受ける際に、どんな説明を聞いておけばよいのでしょうか?
2つの安全の法則のうちの一つ目についてお話しします。
最終診断はCT撮影の後の診断結果となります。

上顎洞(副鼻腔)

上の顎で多く起きることは、顎の幅の減少です。インプラントは径4mm程度が一般的ですので、6mmが必要となります。幅の少はインプラント一部分が骨から出することを意味するため、幅がない時は、インプラントを埋めるや、埋めると同時に骨を移植する置を行います。

デンタルミラー上の顎の臼歯部では多くの場合、上顎洞呼ばれる鼻の脇の空洞の存在がインプラントを難しくします。これは骨の中に存在する空洞のため、インプラントを埋めるスペースを減少させてしまいます。
 そのため、インプラントを埋めるスペースが著しく限られるか、インプラントを埋めることが不可能な場合が少なくありません。この様な場合は、上顎洞と呼ばれるこの空洞に骨を移植することで、インプラントを埋めることが可能となります。この手術を、上顎洞底挙上術と呼びます。
 上の顎の臼歯部分にインプラントを希望する場合は、上顎洞の形と残存する骨の形について注意が必要です。

下の顎のインプラント_埋入可能領域

下の顎の臼歯部では、下歯槽神経呼ばれる神経の走行に注意が必要す。この神経に2〜3mmのゆとり持った位置にインプラントを埋め必要があります。まれに、この神は途中で枝分かれをして思わぬ方にある場合があるので注意が必要なります。

ライトまた、下の顎の内側は、大きくくびれている場合があります。その内側には血管があるため、顎の骨の形がどの様になっているか注意が必要となります。上の顎と同様に骨の幅は、最低6mm程度必要です。

歯科用CT骨の硬さは、インプラントと骨の接合に密接に関係します。多くの場合骨の硬さは、ハンスフィールド値と呼ばれるCTの専門の値で診断します。現在ハンスフィールド値は医科用CTでは測定できますが、歯科用CTでは一部の機種を除き測定できません。

歯科診察室手術を安全に行うためには、健康でなければなりません。心臓病、高血圧、糖尿病、リュウマチなどの持病のある場合は、医科主治医と相談してから手術可能か否かを決めます。特に、骨粗鬆症の薬を飲んでいる方は、医科主治医に十分に問い合わせる必要があります。