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すぐに出来るや簡単にできる、
その裏側には…

進歩したから出来ること、無理をしてやってること



インプラント治療の近年のトピックスに治療期間の短縮や簡便さが挙げられます。新しい治療術式には治療期間の短縮をうたったものが少なくありません。

また、治療術式を出来るだけ簡略化して簡単に行えるインプラントのシステムもインプラント市場に流通し始めました。このことによりより、インプラント治療を導入するための技術的ハードルが下がり、より多くの歯科医院がインプラント治療を行うようになりました。

しかし、新しい治療方法とは、その後に起きることを誰も知らないことになります。
その後に起きることは何か?、短期的に起きること、長期的に起きることの2つを考える必要があることは、既に述べました。

図_いつ何が必要か

研究の結果、進歩したためにできるようになったことは積極的に導入すべきでしょうが、簡単にとかすぐにが、患者さんうけを考えた結果の行為であれば、とても危険なことです。

治療術式の選択には慎重になるべきですが、困ったことに本当のことがインターネットではわかりません。

低侵襲インプラント治療を考えよう



図_本当の低侵襲


巷では低侵襲なインプラント治療が、大キャッチセールスの様です。
でも、考えてみてください。本当に低侵襲なインプラント治療とは、一度行った治療が長持ちする事です。
2つの治療術を比べた際に、同じ治療結果が得られるかどうかをよく考えることが必要です。

幾度となく書きましたが、それはインプラントが骨と付いていることを言うのではなく、トータルバランスのとれた歯科治療の結果を、インプラントを用いて獲得することができ、なおかつその結果が長持ちする状態であること、と定義します。

上記の定義で術式の比較が出来たときに初めて同じ結果ならば、どの手術方法が良いか?の答えを出すことが出来るでしょう。

一般的には、患者さんの立場ではこのことを理解することはかなり困難かもしれません。でも、忘れないでください、本当の低侵襲とは、治療結果が良好な状態で長持ちすることであると...。

他院では大がかりな手術が必要な症例が、ある医院では簡単な手術で大丈夫であったり。他院ではある一定の時間が必要な治療が、ある医院ではすぐ治療が終わったり。夢のような治療は存在しません。

低侵襲やスピードを全面に出すことなく、歯科治療としての本質を見失わない、低侵襲なインプラントを選択してください。